倉敷地域ねこ活動
をすすめる会
くらねこ
令和3年度市民企画提案事業 協働事業部門 行政提案コース 採択事業団体1位
倉敷地域ねこ活動をすすめる会は、地域住民や行政と協力しながら、増えすぎてしまった猫に関するトラブルを減らし、人と猫が穏やかにくらせるまちづくりを提案したいという思いから、2017年に倉敷市市民企画提案事業に採択され地域猫活動を開始しました。
お知らせ
概要
倉敷市内で地域猫活動を定着させるための活動をしています。地域猫活動とは、野良猫で「困っている人」と「猫を助けたい人」が協力して猫を管理し、増え過ぎてしまった野良猫の数を抑制することで、地域の環境をより良いものにするという活動です。この活動は、猫が好きな人と苦手な人が協力できなければ続ける事が出来ません。そこで、くらねこは「猫に迷惑している人」と「猫を助けたい人」の橋渡し役として、双方からお話を伺い、ご近所同士での摩擦が生まれないように調整します。その上で、地域住民が中心となり不妊去勢手術をして子猫が生まれないようにすること、餌や糞尿の管理をすること、新しく猫が捨てられないように見守りをすることなどを、住民同士が協力して行います。私達くらねこは、地域住民に対し、不妊去勢手術のための捕獲方法や、動物病院の紹介、術後のケアをレクチャーしたり、餌やりをされている方との調整、猫トイレの設置など、実際の活動をサポートするという立場になり、行政は、活動の周知や、助成制度を作って費用面をサポートするなど、活動の後押しをする立場です。倉敷市では、令和1年3月に倉敷市動物愛護管理審議会を設置し(くらねことして審議に参加)「野良猫の不妊去勢手術に対して助成する制度」について審議し、令和2年7月から倉敷市飼い主のいない猫の不妊去勢手術費助成事業がスタートしました。この様に、地域猫活動は「地域の問題を地域で解決するための活動」として、町会・ボランティア・行政の三者で行います。
活動履歴
人も猫もおだやかにくらせる「まちづくり」
くらねこサポーター
地域猫活動を募金で支援
活動内容の中でも、特に保護活動(近年、特に増えている多頭飼育崩壊など)は、完全にボランティアで行い、依頼主さんに負担をしていただいたり、譲渡時の医療費負担分で賄っており、不足分は自己負担で運営しています。倉敷地域ねこ活動をすすめる会では、くらねこサポーターという賛助会員を募集しております。毎年継続的にご寄付くださる方々は年1,000円からご参加いただけます。 また、今回のみのご寄付も承っております。 みなさまからのご寄付は、地域猫活動、TNR、保護動物の飼育、医療費などの事業費として大切に使わせていただきます。 できるかぎり多くのご支援を賜りたく、どうかよろしくおねがい申し上げます。
ゆうちょ銀行
記号01380-0 番号105247
クラシキチイキネコカツドウヲススメルカイ
人の心にある愛の謎はけっして解くことはできないけれど、それでも部分的にはわかることもあります。男も女も、老いも若きも、善人も悪人も、つまり人間全部に共通する特徴は、孤独ということ。そして猫とちがって、人は一人でそれに耐えられるだけの強さがないのです。猫が人間を支配できるのも、たぶん根底に、人は孤独の中で猫を必要とするという事実があるからでしょう。